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群馬県甘楽町

北部農村公園を整備/18年度当初予算

2006/03/25 群馬建設新聞

 甘楽町の茂原荘一町長はこのほど、18年度予算を明らかにした。それによると、一般会計総額は対前年度比マイナス4・7%(2億1500万円)の43億5500万円となり、このうち普通建設事業費は3億9229万8000円を計上した。また、農業集落排水事業特別会計は1億2010万円、公共下水道事業特別会計は4億2920万円、国峰簡易水道事業特別会計は101万2000円、水道事業会計の収益的支出は2億2690万円、資本的支出は1億1201万1000円をそれぞれ確保している。

 一般会計で主なものは、北部農村公園整備事業で工事費4793万8000円、元気な地域づくり交付金事業で設計委託費450万円、土地購入費830万円を計上したほか、継続で進めている楽山園整備事業では設計委託費1784万円、発掘調査整理委託費835万3000円、整備工事費として9758万2000円をそれぞれ予算化した。

 北部農村公園は甘楽町福島河川緑地広場の代替として造石地内の浅間堤周辺に整備する計画。当初は17年度に整備予定だったが、農振除外の手続きが遅れたため、18年度の単年度で完成させる。ほ場整備によって造られた造石地内の浅間堤(池)を中心とした既存の広場4000㎡を自然災害などにより利用期間が制限されている福島河川緑地広場の代替として整備する計画で、新たに2000㎡を拡張して、テニスコート4面(クレー)やグランドゴルフ場1面、トイレ、休憩所1棟、物置2棟、モニュメント、駐車場などを整備していく。

 元気な地域づくり交付金事業は、白倉地内における農業者の利便性を図るため、既存農道の改良となるもので、18年度から3か年計画で進めていく。全体計画延長はふるさと農道から行政区23区(白倉)へ通じるL487m、幅員4m。18年度は、丈量測量及び用地買収に着手する。



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