桐生市は新庁舎の建設に伴い、旧庁舎(織姫町1-1)の本館および新館の解体工事を計画しており、12月議会案件に上程する見込みで現在、準備を進めている。工種は建築とし、一般競争入札での公告を予定。工期は9カ月を見込んでいる。現庁舎の解体工事費は2億8360万円を当初予算で計上している。
新庁舎は老朽化が著しいことなどから建て替えを実施しており、S造(一部RC造)地上5階、延べ床面積1万2185・76㎡の規模で現在、第1期工事として関東建設工業・吉田組・桐生建設・野村建設工業JVにより建設が進められている。
現庁舎の解体は新庁舎建設事業に伴い実施するもので、本館と新館で構成され、一括しての工事発注となる。本館はRC造地下1階地上4階建て、延べ床面積6250・27㎡、新館は地下1階7階建て、延べ床面積8675・61㎡となる。旧庁舎は12月までは使用するため、それ以降に工事へ着手する。
解体後の敷地については、新庁舎の駐車場として活用。第2期工事で発注する。
解体設計は久米設計(東京都江東区)が手掛けた。