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黒井藤野新田線建設促進期成同盟会が総会で早期、全線開通求める

2024/07/17 新潟建設新聞

 都市計画道路黒井藤野新田線建設促進期成同盟会(秋山正一会長)の本年度総会が10日、関川水系土地改良区で開かれた。中川幹太上越市長をはじめ、県議会議員、地元企業、町内会長らが出席。予算などの審議が行われ、いずれも原案通りに承認された。本年度会務計画では、11月中旬に上越市整備区間の早期開通へ市長に対して要望書を提出する。また議事終了後には、上越市および県上越地域振興局地域整備部の担当者から事業の進捗および本年度の事業概要が説明された。

 秋山会長は、「昨年度に上越市施工の520mと県施工900mが供用を開始し、新三田新田橋の交通量も増え開通を実感している。道路整備に伴う、ほ場整備も始まっており、来年の作付けを心待ちに工事を見守っている。早期の全線開通を目指して全力で要望していく」とした。

 来賓として出席した中川市長は「重要港湾である直江津港と上越インターチェンジを結び、円滑な物流を支えることはもちろん、近年の気候変動により災害が激甚化する中、国道8号とのダブルネットワーク化を図る上で重要な路線。昨年度に開通した区間では、物流輸送の効率化、地域内交通の安全性、利便性向上、さらには人々の交流や誘客の促進などの効果をもたらしている。市として全線開通の早期実現を目指し、県と連携して着実な整備を進める」とした。

【写真=本年度計画など確認】

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