和光市は、旧保健センター（広沢１丁目地内）を改修することで一部の庁舎機能を移転させる。１階部分を上下水道部などの事務室、２階は会議室に活用する見通し。まずは本年度に設計を策定し、改修工事を経て２０２５年度に施設機能を移転させる予定だ。

　旧保健センターの施設規模はＲＣ造２階建て、延べ床面積８７８・１㎡で、１９８１年に竣工。本庁舎に隣接する場所に位置しており、本庁舎の狭あい化を解消するため旧保健センター内に上下水道部の機能を移転させる運びとなった。

　旧保健センターと隣接する敷地には、すでに新たな保健センターが竣工している。役割を終えた旧施設は利活用方針を検討しており、過年度には新型コロナウイルスのワクチン接種会場などに活用していた。