県伊勢崎土木事務所は玉村町下新田地内で進めている県道綿貫篠塚線下新田2期工区の歩道整備事業で、1月にも工事を一般競争入札で公告する。施工区間は約40m。
現在は歩道の北側235mを対象に田中建設(伊勢崎市)が工事を進めており、2024年度の施工箇所はさらに東へ約40m区間を対象に工事を実施することとなる。
同事業は同線と主要地方道藤岡大胡線が交差する下新田交差点から西へ500m区間が対象。現状は、両側に幅員1・5mのマウントアップ歩道が整備されている。
周辺には玉村小学校や玉村町役場などがあり歩行者が多い。マウントアップ歩道では歩行者と自動車を分離する構造物が無い、歩道が波打つ構造などで歩行者が危険なことから、南北の歩道合わせて1000mを幅員を現状の1・5mのままセミフラット方式に転換する。22年度に事業へ着手、設計は都市開発設計(前橋市)が担当した。
24年度の工事が完了すると、北側は約225m区間、南側は全線500mで工事が残っており、来年度以降順次工事発注を進めていく。
下新田交差点から東側区間については、約800m区間を下新田工区として歩道整備事業を実施しており、22年度に全区間での工事が完了している。