北陸地方整備局の優良工事等営繕部長表彰式が18日に執り行われ、関東信越国税局管内施設(22)増築工事を施工した加賀田組新潟支店が優良工事表彰を受賞。大潟除雪基地車庫棟(22)新築工事を担当した廣瀨の吉田秀章氏が優良建設技術者の栄誉に輝いた。
北陸地整の桜田由香里営繕部長は「工事等の施工および成果が特に優秀で、他の模範となるものを選定し、表彰することで、建設技術の向上と建設事業を推進することが目的。建築工事、優良建設技術者は、まさに他の模範となるもの」と受賞者の功績をたたえ、表彰状を授与。
加賀田組の八雲淳一新潟支店長は、「狭あいな場所での施工や騒音防止対策などに苦慮したが、監督職員や工事関係者の皆さまのご理解とご協力により、無事に完成することができた。受賞を励みに、技術の研さんに努め、若者が働きやすい魅力的な建設産業に貢献できるよう努める」とし、廣瀨の吉田氏は「生産性の向上に向けて、鉄骨建て方では、建て入れ精度の計画、現場管理業務の省略化を目的としたシステムの導入を作業員向けの情報発信ツールとしてのデジタルサイネージの活用など、建設DXの取り組みで工事を進めた。今回の施工管理をもとに、一層社会に貢献できるよう努力する」と決意を述べた。
【写真=優良工事と優良技術者の栄誉】