南アルプス市は、横沢橋の橋梁長寿命化修繕工事を本年度に予定している。工事は一般競争入札を執行し、9月中の発注を目指す。
上市之瀬地内に架かる同橋梁の長寿命化を図るための工事を進める。
工事では同橋のA1、A2部分に備わっている伸縮装置の取り替えを行う。
調査した結果に基づき、橋梁維持補修の一環として取り替え工事が必要となった。
設計業務については、フジ・フロンテ(南アルプス市)が担当してまとめた。成果品は納品済みとなっている。
工期には約6カ月間を見込んでおり、着手の時期は渇水期中となる。本年度中での完了を目指す。
同橋は上市之瀬地区をつなぐ重要な橋として供用されている。
橋の概要は1975年に建設された鋼橋。橋長は17・4m、有効幅員が4m、全幅4・8mの1径間。同橋の下には坪川が渡河している。
橋の場所は、宿泊施設やキャンプ場などを配する北、南伊奈ヶ湖エリアに向かう中野1号線の途中に架かっている。