県住宅課は10~12月にも、桜ヶ丘アパートの7号棟と8号棟の長寿命化工事を一般競争入札で発注する見込み。屋上防水や外壁改修を行うもので、6カ月の工期を想定している。本年度の当初の事業費として、1億1200万円を設定している。
7号棟は1982年築、RC造3階建て、延べ555・3㎡、建築面積254・76㎡、6戸。8号棟が82年築、RC造3階建て、延べ1602・24㎡、建築面積676・5㎡、18戸。長寿命化の設計は汎連合設計(水戸市)が策定した。
なお昨年6月には、5号棟と6号棟の工事が発注となり、関根工務店(水戸市)が7830万円(税抜き)で落札し、施工。概要は屋根改修、外壁改修ほか。5号棟は82年築、RC造3階建て、延べ1110・6㎡、12戸。6号棟は82年築、RC造3階建て、延べ1068・16㎡、12戸。
主な入札参加条件は、水戸土木管内に本店を持つ、SかAクラスの特定建設業者で、建築一式工事の年間平均完工高が8526万円以上。2003年4月1日から23年3月31日の期間に施工に係る部分がRC造、PC造またはS造の建築物の建築一式工事(新築、増築、改築又は改修〔屋根改修かつ外壁改修を含む工事〕に限る)の元請施工竣工実績も求めていた。