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山梨県峡南建設事務所

8月初めに一般公告/飯富橋の補修工事その3

2024/07/30 山梨建設新聞

 県峡南建設事務所は、下部飯富線に架かる飯富橋補修工事その3(一部債務)を本年度に進める。工事はトラス部分の塗装など。総合評価方式の一般競争入札を執行して発注となる。入札公告は8月の初めに行う予定。

 身延町飯富と宮木地内に架かる同橋の鋼材塗装工事や支承の補修などを行うもの。

 同橋は3径間のトラス橋。県では毎年1径間ずつ同橋の補修工事を進めてきた。

 本年度は国道52号に最も近い右岸側の1径間を対象に進めていく。トラス部分の塗装工事や支障部分の補修工事にあわせて、下部工におけるコンクリートのひび割れ補修を含んだ工事を予定している。今回の工事により同橋の補修は全て完了となる。

 同橋は1954年3月に竣工した。概要は橋長150・9m。橋の北側には歩道橋が架かっており、橋の下には富士川が渡河している。同町宮木地内の県道と同町飯富地内を走る国道52号を結んでいる。

 設計業務についてはサンポーが担当して策定した。成果品はすでに納品済みとなっている。

 工期には約10カ月間を見込む。渇水期施工で着手し、2025年に繰り越して進め、同年5月中の完了を目指す。


【写真=鋼材の塗り替えなどを行う飯富橋】

鋼材の塗り替えなどを行う飯富橋

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