三島郡出雲崎町は新年度の当初予算を発表した。一般会計の予算額は３１億５３００万円で、対前年度比１・７％の増額。特別会計を含めた総予算規模は５７億９４８０万円で、今年度とほぼ同額。一般会計における普通建設事業費は４億１４３２万７０００円で、同比２６・１％増となった。

　主な事業費としては、新規で庁舎アスベスト対策工事に６５５万７０００円を予算化。

　石油記念公園建設には新規で６８６８万３０００円を計上。うち旧石油記念館解体工事設計業務委託費に４８万３０００円、同工事に２２７０万円、公園改修工事費に４５５０万円を配分する。

　町道改良舗装工事には１億１３９４万３０００円を投入、６路線（上中条米田中山線、小木常楽寺線、川西４号線、立石稲川線、六郎女線、大門９号線）で整備を進める。

　街なみ環境整備では、用地測量業務委託に１６５万円、景観舗装工事に５０４０万円、下排水整備工事に６２０万円、建物除却工事に２００万円を盛り込んだ。

　小学校暖房設備改修工事には新規で２８７７万円を計上。

　北国街道妻入り会館建設事業には５９９４万１０００円を新規で予算計上。うち工事監理業務委託に８０万円、建設工事に５９００万円を投入する。

　簡易水道関係では、管路工事に３６９０万円、浄水場整備工事に６１０万円など。

　また、住宅用地造成関係では、川西団地で測量業務委託に４５０万円、団地造成工事に２２３０万円を計上したほか、（仮称）青葉台団地の用地買収費に１億円を付けた。