小柳建設は、新潟県フードバンク連絡協議会が行う「子どもの未来応援プロジェクト」に賛同し、加茂市七谷産のコシヒカリ600㎏を寄贈した。昨年に続く寄贈で24日には月岡良一総務部長らが三条市内にある連絡協議会の倉庫に届けた。
新潟県フードバンク連絡協議会では、県内全域24のフードバンク地域組織などが連携し、主にひとり親家庭などへの「こども宅食応援」として食品や日用品の支援を行っている。例年、給食が無くなる夏休みには食品のニーズが高くなるというが、昨年の猛暑を受けて、お米は品薄の状態が続いていた。新潟県フードバンク連絡協議会の山下浩子会長は「子どもたちの状況は変わらず、一層、困りごとは増えている。米の確保が難しくなっており昨年に続く支援は心強い。子どもたちに安全・安心を届けることは10年先、20年先の未来につながる」と感謝した。
小柳建設の月岡部長は「物価高騰による厳しい経済状況が続く中、昨年に続き地域に社会貢献できて光栄。子どもたちの明るい未来に来年以降も続けていきたい」と話した。
寄贈されたコシヒカリは同社の小柳直太朗会長の田んぼで採れたもので、これまでは神社への奉納や会社関係者に配るなどしていたが、活動を知り昨年から寄贈している。
なお、新潟県フードバンク連絡協議会への食品等の提供、問い合わせは事務局(℡0256-34-8960)まで。
【写真=目録を手渡す月岡部長(右)】