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茨城県港湾課

浚渫工3件公告へ/日立港区・大洗港区/航路2件と泊地

2024/08/02 日本工業経済新聞(茨城版)

 県港湾課は、日立港区の第1ふ頭航路(水深10m)浚渫工事と外港地区航路・泊地(水深14m)浚渫工事、大洗港区の航路(水深8m)浚渫工事の3件について発注の準備を進めており、近く一般競争入札が公告となるもよう。事業費は、日立港区第1ふ頭に2億400万円、日立港区外港地区に1億8000万円、大洗港区に1億3500万円を措置している。

 日立市の日立港区では、国補統合補助事業として最北部の第1ふ頭航路の浚渫工事(水深7・5m、1万6000立方m)を行う。工期は6カ月。

 また、県単の港湾機能施設整備事業として、東京ガスLNG基地近くの外港地区の航路・泊地浚渫工事(水深14m、1万2000立方m)も計画。6カ月の工期を想定。

 そして、大洗町港中央の大洗港区では、航路の浚渫工事(水深8m、1万8000立方m)を実施する。工期は同じく6カ月。

 昨年度には、日立港区の第1ふ頭航路・泊地浚渫工事(水深7・5m、2万12立方m)を松浦企業(横浜市)が1億6700万円(税抜き)で落札し、施工。概要はグラブ浚渫工、土運船運搬工、バックホウ揚土工。

 主な入札参加資格は、県内に本店か支店を持つ土木S、Aクラスの特定建設業者で、2007年4月1日から22年3月31日までに国内の港湾・漁港で工事用作業船を使用した浚渫工事の元請施工竣工実績。

 大洗港区では昨年度、菅原建設(水戸市)が航路浚渫工事(暫定水深8m、1万7140立方m)を1億3930万円(同)で落札し、施工した。概要がグラブ浚渫工、土運船運搬工。

 入札参加資格は、県内に本店か支店を持つ土木S、Aクラスの特定建設業者。08年4月1日から23年3月31日までに国内の港湾・漁港で工事用作業船を使用した浚渫工事の元請施工竣工実績も求めていた。

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