県道路建設課は上岡橋(大子町上岡)の上部工事の一般競争入札を9月末までに公告する。橋長67・8mのPC2径間連結ポステンホロー桁橋で、工期が12カ月を想定。本年度事業費として2億6000万円を措置している。
上岡橋は、大子町を東西に横断する国道461号上で、押川に架かっている。1955年度架設で、橋長67・8m、車道幅員8m、片側歩道幅員2・5m。逆T式橋台2基と小判型橋脚1基。
老朽化のため、架け替えを行っている。事業期間は2027年度まで。詳細設計については、千代田コンサルタント(千代田区)が策定した。
22年度には、益子工務店(大子町)がA1橋台を5750万円(税抜き)で、吉原建設工業(同町)がP1橋脚を5980万円(同)でそれぞれ落札し、施工。
23年度には、藤田工務店(同町)がA2橋台を5340万円(同)で施工している。この入札参加条件としては、大子町、常陸大宮市、那珂市、東海村、ひたちなか市内に本店を持つ、土木S・Aクラス。13年4月1日から23年3月31日までの期間に、県内公共工事で、高さ4m以上の橋梁下部工事または現場打ちの鉄筋コンクリート構造物を含む工事の元請施工竣工実績も求めていた。