記事

事業者
茨城県つくば市

設計10月ごろ公告/筑波北部公園の再整備/26年度以降に工事へ

2024/08/10 日本工業経済新聞(茨城版)

 筑波北部公園(北原1)の再整備事業を進めるつくば市は、10月ごろに一般競争入札を行い、設計業務を委託する見込み。2カ年で設計をまとめ、2026年度以降に工事を進めていく計画だ。設計委託費として2カ年継続費2475万円を設定しており、24年度分が1237万5000円となる。

 対象地は公園北側の2・6ha。テニスコート部分を除いた公園敷地について、インクルーシブ公園化に向けた整備を進めていく。内容に関しては、インクルーシブをコンセプトに置いた誰もが使える遊具・トイレ・駐車場の整備などを想定。完成すれば市内初のインクルーシブ公園となる。

 設計を進めるに当たり、公園利用者などを対象としたワークショップを実施していく予定。設計の発注状況に応じて、年度内の開催も視野に入れる。ワークショップを設計と合わせて委託する可能性についても検討中だ。

 同園は1988年に開園。敷地面積4・2haを有する。園内施設としては、全天候型テニスコート(ハードコート)12面、駐車場76台など。本事業に関しては、測量業務に係る事後審査型条件付き一般競争入札を公告中。開札日が8月30日。履行期間は2025年1月9日まで。

インクルーシブ公園化する

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら