甲府河川国道事務所は県内直轄の河川と道路を整備・管理する唯一の事務所であり、重責を感じる。山梨県はリニア中央新幹線の開業を控え、地域の活力向上に向け道路ネットワークの整備を進めたい。
日々の業務において仕事は個人ではできず、1+1が2ではなく、1+1が3にも4にもなるような組織力が重要。組織力向上には、個人個人同士の認識共有や情報共有が必要で、コミュニケーションを積極的に図るように心掛ける。
10年ほど前には三遠南信自動車道の天龍峡大橋の設計・施工に携わり「私の異動後から約4年後に開通。先輩方から後任者へ引き継がれる土木の仕事は長い期間を要する。地道な努力が将来花開くことを実感した」と話す。
草野真史(くさの・まさふみ)1984年12月生まれの39歳、千葉県千葉市出身。東京大学工学部社会基盤学科卒業。2007年に国土交通省入省。道路局高速道路課企画専門官などを歴任。
趣味はスポーツ観戦。学生時代は野球やサッカーに取り組んだ。座右の銘は「臨機応変」。目まぐるしく変化する社会経済情勢や災害状況などに適切に対応していきたい。