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群馬県上信自動車道建設事務所

上信奥田橋A2・P1・P2工事を公告

2024/08/24 群馬建設新聞


県上信自動車道建設事務所は、吾妻東バイパス2期で上信奥田橋P1およびP2橋脚とA2橋台の建設を計画しており、近く工事を一括として条件付き一般競争入札で公告する。橋は橋長165m、幅11・48mの鋼3径間連続少数鈑桁橋。なお、下部工はA1工事が未発注となっている。設計は長大(東京都中央区)がまとめた。

上信奥田橋は東吾妻町奥田地内で主要地方道渋川東吾妻線の奥田交差点南側へ、奥田川や町道6119号線および町道26号線を渡すために建設する。

橋脚はいずれも張り出し式橋脚。

P1は鉄筋167tおよびコンクリート量798立方mを使用して建設し、直接基礎で整備する。高さ22・5m、幅7m、型枠面積540㎡、掘削土量2050立方m、埋め戻し量1654立方mとなっている。

P2は高さ25m、幅7m、鉄筋量235tとコンクリート量1435立方mを用いて築造し、型枠面積は705㎡となる。基礎は延長11mのφ1・5m場所打ち杭を15本打設する。杭は鉄筋量60t、コンクリート量291立方mを使用し、掘削土量が2430立方m、埋め戻し土量は1527立方mとしている。

A2は逆T式橋台、鉄筋31tおよびコンクリート量342立方mを使用し、高さ10m、幅11・48m、型枠面積431㎡となっている。基礎は延長10mのφ1・5m場所打ち杭を6本整備する。杭は鉄筋量21・1t、コンクリート量106立方mを使用し、掘削土量403立方m、埋め戻し量は212立方mとなる。

吾妻東バイパス2期は、箱島インターチェンジから植栗・中之条インターチェンジまでを結ぶ延長約6700m、幅員10・5mの高規格道路。2014年度から事業に着手しており、29年度の開通を目指し整備を進めている。

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