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群馬県前橋市

前橋市が南高校通線で工事計画

2024/08/24 群馬建設新聞


前橋市は都市計画道路南高校通線整備事業で、工事を早ければ10月に一般競争入札で公告する。施工延長は400m程度を想定しており、舗装工事を中心に実施する。事業費は当初予算に8455万円、25年度の債務負担行為で7200万円を充てている。

同線は、県立前橋南高校(亀里町1)の北側を通る路線。主要地方道前橋長門路線バイパスと主要地方道前橋玉村線の間約750m区間を対象に南北へ3・5mのセミフラット歩道を新設し、車道7m両側歩道3・5mの計14mで整備する。

事業区間は同校の通学路となっていることに加え、幹線道路に挟まることや産業団地が周囲にあることから大型車の通行も多いことから、安全性を高めることを目的に歩道整備を計画。19年度に事業着手した。設計は藤和航測(前橋市)が作成している。

本年度の施工区間は、東端の交差点から西へ約400m、前橋南高校の正門付近までとなる。車道部分は400m全線、歩道は南側全線で舗装を計画している。舗装構成は基層が再生粗粒度アスコンでt5㎝、表層が再生密粒度アスコンでt5㎝となる。メインは基層および表層の工事で、一部は基層まで完成しているため表層のみとなる。また、南側歩道では300㎜×300~700㎜の函渠型側溝を布設する。

今回の工事で東端から400m区間での施工は完了。25年度以降は、残る350mの完成に向けて順次工事を推進していく。

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