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群馬県中之条土木事務所

新巻工区で路盤工などを公告へ

2024/09/03 群馬建設新聞

県中之条土木事務所は県道新巻市城線で進めている道路改良事業新巻工区について、9月中に路盤工などを条件付き一般競争入札で公告する。設計は高崎測量(高崎市)がまとめた。工期はフレックス工期を採用しており、約10カ月を想定している。

新巻工区は東吾妻町新巻地内の新巻交差点から南東方面へ進み、上信自動車道吾妻東バイパス2期工区の新巻ICまでの約700mをつなぐ路線。道路改良事業は、現道幅員5m程度から片側歩道2・5mを含む全幅9・5mへ拡張するもの。また、新巻交差点の前後約240mで交差点改良も実施する。

今回の発注工事では、長徳寺(新巻1254)付近から東に進む路線で延長350m、面積約2000㎡を対象に路盤の置き換えから基層までを整備する。舗装の厚さは置き換え工85㎝、下層路盤工15㎝、上層路盤工15㎝、基層工5㎝となっている。

また、延長25・1m、面積102・3㎡でブロック積みをするほか、総延長366mで幅300㎜~400㎜程度の群馬県型落蓋式側溝などを布設する。

同工区では、23年度に南波建設(東吾妻町)が道路改良工を受注し工事を進めている。今回発注する工事はその続きとなる。

なお、今後発注する表層工が終了次第、同工区の事業は完了となる。

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