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茨城県牛久市

体育館改修 再公告へ/3億を繰越明許

2024/09/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 牛久市は、9月補正予算案において、おくの義務教育学校体育館・武道場改修工事費3億148万8000円を繰越明許費に設定。10月の再公告に向け、準備を進めていく。北部地域の宅地開発調査検討業務委託費434万5000円、公園維持補修工事費129万1000円を充当。また、ひたち野リフレ維持補修工事費を1274万8000円増額し、追加工事を行っていく。

 おくの義務教育学校(久野町670-1)では、体育館・武道場改修工事を予定している。6月26日分の入札がとりやめになったことから、10月に再公告を行う。工期が2025年度にずれ込む見通しとなったため、工事費を繰越明許費に設定した。

 構造がRC造一部S造2階建て、延べ床面積1922㎡。工事内容については屋根改修の他、陸屋根防水改修、外壁塗装改修、内装仕上げ改修、照明LED化、トイレ洋式化およびバスケットゴール更新を実施。外構・テニスコート工事についても8月28日分の入札がとりやめとなっており、内容を精査の上再公告したい考え。

 北部地域の宅地開発調査検討業務は、10月をめどに競争入札で委託。25年3月末までに候補地の選定を目指す。対象地が、市北部地域、ひたち野うしく駅(ひたち野西3-41-16)周辺の市街化調整区域となる。調査検討業務では、計画準備や基礎的調査、地区調査、開発手法検討および関係機関協議を実施。子育て世代の人口増加を図る目的で、宅地開発の検討を進めていく。

 ひたち野リフレ(ひたち野東1-33-6)維持補修に関しては、屋根防水および外壁改修工事の工事費を増額する。点検により西側ガラスルーバーの補修箇所が見つかったことから、工事内容を追加するもの。施工は木村建設(牛久市)が担当している。併せて、監理業務委託費も84万6000円増額する。

 一般会計の補正額は9億4776万8000円とし、可決されれば累計総額340億4041万7000円となる。

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