内閣府と土木研究所による「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期スマートインフラマネジメントシステムの構築シンポジウム2024」が、25日に東京都千代田区内の星陵会館で開かれる。最先端技術の社会実装に向け、研究内容の発表、パネルディスカッションを通じて具体的な社会実装、民間に技術を使ってもらうための意見を求める。会場定員300人、オンライン定員500人。土木学会CPD、全国土木施工管理技士会連合会CPDSの単位取得を予定している。
SIP3期のうち土木研究所が研究推進法人、東北大学大学院の久田真工学研究科教授をプログラムディレクターとして研究に取り組むスマートインフラマネジメントシステムの構築。5つのサブ課題を設定し、10テーマで研究が進められている。昨年度スタートし2年目。来年はステージゲートとして、社会実装についての評価が行われる段階になっている。
そこで、5人の研究開発責任者が、これまでの研究成果、社会実装に向けて提供する内容、想定するユーザー、利便性や価値などを説明する。また、5人の責任者などでパネルディスカッションを行う。
研究内容ごとにゼネコン、コンサル、IT系企業、地方自治体などターゲットが絞り込まれていることもあり、シンポには施工関係、コンサル、地方自治体など、技術を使う側の参加を呼び掛けている。
申し込みなど問い合わせは土木研究所戦略的イノベーション研究推進事務局(電話03-3518-5360)まで。