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2棟構成、地下を取止め/工期は1年以上先送り/長野市中心部のマンション計画

2024/09/18 長野建設新聞

 長野市中心市街地の商業施設「ショッピングプラザagain」跡地におけるマンション建設計画で、共同住宅を3棟構成から2棟構成に変更し、地下階の整備も取り止めることが分かった。本体工事の工期も1年以上先送りし、着工は2025年1月、完了は27年12月下旬となる見通し。

 計画の一部変更は、事業主の東京建物(東京)と穴吹興産(香川県高松市)、総合企画のトーワ綜合システム(東京)、設計者の企画社(群馬県高崎市)が連名で明らかにした。

 同計画は長野市南長野北石堂町1429-1ほかの敷地4368㎡に、RC造の共同住宅とS造のタワーパーキング2棟を整備するもの。当初の計画では、共同住宅は3棟(東棟、中央棟、西棟)で構成。地下1階・地上15階建て、延べ2万7300㎡、総戸数は291戸としていた。

 変更した計画では、共同住宅の構成を3棟から2棟(センター棟、イースト棟)に変え、地下階は取り止める。建築面積は2550㎡から「2530㎡」、延床面積は2万7300㎡から「2万6953㎡」にそれぞれ縮小。高さは48mから「48.63m」に見直す。

 同事業では22年10月から竹原重建(上田市)の施工により商業施設の解体がスタート。地下躯体の解体は北野建設(長野市)が担当し、23年9月から24年1月の工期で行われた。当初計画では本体工事の工期を23年11月1日~26年10月31日までとしていたが、今回、25年1月上旬~27年12月下旬に見直した。施工者は現時点で明らかにしていない。

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