県高崎土木事務所は、高崎市保渡田町地内の西毛広域幹線道路高崎工区整備で行う補強土壁工事について、対象区間を分割25号、分割22号に分けて近く条件付き一般競争入札を公告する。2工事ともに工種は土木一式工事で、工事期間は25号が約10カ月、22号は約9カ月を見込む。設計は2工事ともに冨永調査事務所(高崎市)が担当してまとめた。
25号は、西毛広幹道と高崎市道群馬-5-37号線が交わる箇所から東へ向かった100mを対象に、多数アンカー式補強土壁工や間知ブロック積み工などを施工する。多数アンカー式補強土壁工は本線南側で延長10・2m、高さ2・5~3m、面積36㎡実施。本線北側では延長28・2m、高さ2・5~3m、面積81・5㎡施工する。使用する補強材、盛土材、排水材、壁面材、棒鋼は◇補強材=タイバー202本、アンカープレート202枚◇盛土材(流用土)=438・7立方m◇排水材(切砕40)=50・8立方m◇壁面材(コンクリート製壁面材)=97枚、117・5㎡◇棒鋼=φ18㎜、2・5~4・5m、202本-。補強土壁工以外の土工量は流用土2428立方mとなる。
間知ブロック積み工は本線南側で延長87・1m、法長約2~3m、面積232・9㎡で実施。本線北側については延長66・5m、法長約2~4m、面積228㎡施工する。このほか◇側溝工(300㎜×300㎜)=60・8m◇側溝工(600㎜×300㎜)=52・7m◇道路改良工事=135・8m-を実施する。
22号は、西毛広幹道と5-37号線が交わる箇所の前後225・1m区間を対象に、多数アンカー式補強土壁工や路床置き換え工を行う。多数アンカー式補強土壁工は本線南側で延長40・2m、高さ3・5~4m、面積134・7㎡で実施。本線北側では延長38・7m、高さ3~4m、面積125㎡で施工する。使用する補強材、盛土材、排水材、壁面材、棒鋼は◇補強材=タイバー400本、アンカープレート400枚◇盛土材(流用土)=980・2立方m◇排水材(切砕40)=126立方m◇壁面材(コンクリート製壁面材)=201枚、259・7㎡◇棒鋼=φ18㎜、2・5~4m、400本-。補強土壁工以外の土工量は流用土1328・7立方mとなる。
路床置き換え工は、山砕100を3485立方m使用し、厚さ100㎝で行う。