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山梨県丹波山村

空家活用向け改修へ 9月補正予算

2024/09/25 山梨建設新聞

 丹波山村は9月補正予算を公表した。空家の活用に向けた改修工事789万8000円・備品購入49万3000円、旧役場庁舎のアスベスト調査500万円、温泉施設排水ポンプ交換工事600万円などを計上している。

 空家活用では、鴨沢地区にある事務所兼住居だった平屋の建物について、屋根の補修や配管工事などを行う。財源に県の補助金とふるさと納税を充てる。活用方法は今後ワークショップを開き、専門家を交え検討する予定だ。村担当者によると、今のところ登山者の休憩場所や飲食店、お土産店などの案が挙がっているという。施設の運営は「丹波山村地域おこし協力隊」が行う予定で、2025年度のオープンを目指す。

 アスベスト調査を行う旧役場庁舎は、RC造3階建てで延べ床面積は1245㎡。1970年に建設された。

 このほかの主な予算は▽家庭用消火器購入100万円▽児童手当制度改正に伴うシステム改修22万円▽庁舎蓄電池メンテナンス8万8000円▽カーブミラー購入18万円▽耕作放棄地関連の管理250万円▽鳥獣害対策40万円▽重要インフラ施設周辺の森林整備600万円▽定住促進住宅の修繕544万円▽保育所備品購入46万5000円。

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