新潟県鋼構造物塗装協会(若山良夫会長)と日本塗装工業会新潟県支部(日塗装、加藤正支部長)は20日に県庁を訪れ、花角英世知事へ能登半島地震に係る復興支援金を贈呈した。支援金額は200万円で、両団体が各100万円を出している。
目録を受け取った花角知事は「皆さんの熱のこもった寄付をいただき本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。
日塗装の加藤支部長は全国の会員企業から北陸ブロックに集まった見舞金について、新潟・富山・石川・福井の4県に寄付することを決めたことを説明し「役立てていただきたい」と要請。
県鋼構造物塗装協会の若山会長は、県が発注した橋梁塗り替え工事を中心に受注した企業が集まっている団体であることを紹介し「インフラを未来に引き継いでいくために活動をしている。(地震発生から)約9カ月たつ中、まだ被災された方々がいるということで生活を支えるという意味では、われわれの仕事と同じ意味での寄付になる。何かしら活用いただければ」と話した。
当日は、県鋼構造物塗装協会の齋藤春行副会長、木村伸也技術委員長、顧問を務める高橋直揮県議会議員、日塗装の青柳博之副支部長、清水武彦副支部長も出席した。
【写真=目録を手に記念撮影(中央右が若山会長、中央左が加藤支部長)】