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伊勢崎市が(都)駅南東西通りで工事3件発注

2024/09/25 群馬建設新聞

伊勢崎市は太田町などで進めている都市計画道路駅南東西通りの駅西工区で、3件の工事発注を計画している。近く延長約50mの道路改良工事を発注する予定。その後、11月に全線の表層工と電線共同溝工事の一部をそれぞれ発注する。設計は都市設計(伊勢崎市)が作成した。2025年度以降に残りの電線共同溝布設や舗装工を実施し、事業の完了を目指す。

駅南東西通り線は、伊勢崎駅南口を東西に伸びる路線。太田町地内で赤坂川を渡す越山橋を境に、西側を駅西工区として設定し、既存道路の拡幅および改良事業を進めている。事業区間は同橋から西へ進み、主要地方道伊勢崎大胡線と接続するまでの延長約220m区間で両側歩道4m、車道9mへ拡幅し、電線共同溝を布設する。

通学路として利用されるなど、通行量が多いものの幅員が狭小となっている。安全性および通行性の向上を目的としている。越山橋から東側区間については、伊勢崎駅周辺第一土地区画整理事業の事業範囲にあることから、同事業の一環として整備が進められている。

近く発注する道路改良工事は、県道伊勢崎大胡線部分も含め、西端から東へ延長50mが対象となる。県道部分は切削オーバーレイによる舗装工事、都市計画道路部分は路床から基層までの改良工事を実施する。このほか、300㎜×400㎜をメインとした自由勾配側溝の布設も予定している。

11月の発注を見込んでいる舗装工事は、事業区間216mの車道部分を対象に区画線も含めた表層工を行う。

電線共同溝については、特殊部を4基設置するほか、同線を横断する管路の布設を予定。横断管路については、延長8・2mを2カ所で布設するとしている。

同工区の東端となる越山橋については、現在、上部工を田中建設(伊勢崎市)、その前後区間の改良工を栗原工務店(伊勢崎市)が進めている。25年度以降に発注が残っているのは、歩道の下にそれぞれ約220m布設する電線共同溝工、歩道部の舗装工となる。

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