小柳建設は17日、新潟市北区の岡方第一小学校で、阿賀野川の働きや、それを守る仕事の重要性を伝える学習会を開いた。北陸地方整備局阿賀野川河川事務所が協力し、同校の5、6年生の25人が参加。事務所職員から河の仕組みや阿賀野川について授業が行われたほか、校庭でのドローン操作体験、現場見学が行われた。
未来を担う子どもたちに川への愛着を深めてもらうとともに、建設業の仕事を身近に感じてもらい、将来の選択肢の一つとしてもらうため、阿賀野川での堤防管理作業や自然再生伐採他工事を担当する同社が企画。
特別授業や伐採作業を見学し、身近にある阿賀野川について学んだ児童は、「木が倒れるところは迫力があって、いつもの授業よりも楽しかった」と話した。
現場代理人を務める神田憲氏は、「川の勉強とともに、景観や環境など河川を守る仕事にも興味を持ってもらえれば」とした。
【写真=堤防を守る仕事を学ぶ、阿賀野川について授業】