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千葉県市川市

総額180億円見込む/小中学校5校の建て替え/市川市

2024/09/27 日刊建設タイムズ

 市川市は学校環境基本計画に基づき、2030年度までに宮田小学校、第一中学校、市川小学校、第二中学校、八幡小学校の順で建て替え工事の設計に着手する予定だ。5校の建て替え費用として、総額約180億円を見込んでいる。

 建て替えは原則、整備方針・PPP手法・複合化などの検討を2年、基本・実施設計を2年、解体・建設工事を3年のスケジュールで進める。

 宮田小学校は、新田4―8―15ほかに所在。校舎は、延べ床面積5589・58㎡、1959年の竣工。市内の小中学校で築年数が最も古いことから、計画を2年前倒して進めている。2025年度に設計を完了し、26年度に着工、29年度の供用開始を目指す。

 新校舎の延べ床面積は約8000㎡の想定。普通教室20室、特別教室10室、多目的教室など7室、管理関係室10室以上を確保する。屋内運動場はアクセスしやすい低層階に配置し、外部からの直接の出入り口を設ける。給食室はHACCP方式に沿った自校方式とし、1日あたり600食程度の調理を想定している。プールは建て替えに合わせて廃止する。

 宮田小学校建て替え工事基本設計・実施設計業務は、教育施設研究所が26年1月30日までの納期で請け負っている。

 ほか4校の概要は次の通り。

 〔▽学校名=①住所②延べ床面積③建築年度④設計予定期間⑤工事予定期間〕

 ▽第一中学校=①国府台2―7―1②9413・63㎡③1961年④2027~28年度⑤29~31年度

 ▽市川小学校=①市川2―32―5②8360・34㎡③1961年④2028~29年度⑤30~32年度

 ▽第二中学校=①須和田2―34―1②8301・18㎡③1961年④2029~30年度⑤31~33年度

 ▽八幡小学校=①八幡3―24―1②7949・24㎡③1963年④2030~31年度⑤32~34年度

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