県前橋土木事務所は前橋市北代田町などで電線共同溝の布設を進めている主要地方道前橋赤城線北代田工区について、10月に工事を一般競争入札で公告する。延長約20mの電線共同溝布設工事が内容となる。
同工区は、東部環状線との若宮町4丁目交差点から北へ進み、途中で桃ノ木川を渡る延長230m区間を対象としている。
電柱があることから通学する児童などの通行の支障となっていることから、電線共同溝を布設し無電柱化することで安全な通行空間を確保することを目的として2021年度に事業へ着手した。
全幅15m、両側歩道3mの路線で両側の歩道下へ電線共同溝を合わせて延長460mの布設工事を進めている。設計は高崎測量(高崎市)が担当した。
2024年度の工事は、若宮町四丁目交差点から北へ90m地点、道路東側の延長約20mへ電力館および通信管を布設する。
同工区ではこれまでに電線共同溝本体工事を北側から施工し、北代田橋から北側で延長約110m、北代田橋南では西側の延長約80mで完了している。
今回の工事完了後に残っているのは、北代田橋南側の電線共同溝本体工事延長約75mと連携管工事のほか、連携設備や引込設備の委託工事などとなっている。