守谷市(松丸修久市長)は9月26日、柏IC~谷和原IC間に設置予定の(仮称)守谷SAスマートIC連結許可書伝達式を開催した。常陸河川国道事務所の佐近裕之所長が市役所を訪れ、松丸市長に連結許可書を手渡した。開通時期に関しては未定となっている。市が整備予定のアクセス道路については2024年度に土質調査や予備設計を実施。25年度以降、詳細設計を進めていく。
式では、佐近所長が松丸市長に連結許可書を伝達。佐近所長は「本SICが開通すると、観光地へのアクセス向上や渋滞緩和、災害時における周辺自治体との連携強化などに寄与する。早期完成に向け、円滑かつ安全に事業が進むことを祈念する」とあいさつ。
松丸市長が「ヤクルトスワローズ二軍施設移転をはじめ、立地企業の輸送効率化や周辺土地区画整理事業において、SICは重要な役割を果たす。まさしく今後のまちづくりの要」と、事業へ期待を寄せた。
守谷SAスマートICは、接続路線が常磐自動車道(柏IC~谷和原IC間)。SA・PA接続型、全方向(4/4)、運用形態は全車種、24時間となる。
市が整備予定のアクセス道路は、本年度中に地質調査および地形測量業務、道路(一部橋梁)予備設計を実施。25年度以降、詳細設計を進めていく方針だ。本年度は予備設計費として5954万3000円、測量調査等委託費5294万3000円を充てている。