埼玉建築設計監理協会(神田廣行会長)は9月27日、国際デザイン賞を受賞したアルク設計事務所プロジェクト戦略室の宇那木麻衣室長の記念講演会を開いた。
講師を務めた宇那木室長は、埼玉トヨタ本庄早稲田で、国際アワードを受賞。講演では、唯一無二の敷地特性からインスピレーションを得た背景からデザイン創出、実現まで受賞作品が形になるまでを説明。今回の作品では4つの国際デザイン賞と1つの国内デザイン賞をするなど、世界で高く評価された。
宇那木さんは国際アワードについて「日本の建築界の価値観を超えた、より幅広く純粋なデザインの評価を受けることができると感じた。海外の授賞式に参加してみて、デザインに投資することがセーブされがちな日本に対し、欧米やアジアではデザインの社会的意義は非常に大きく、より自由でダイナミックなデザインが求められれていると感じた」と感想を述べた。