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(社)日本塗装工業会県支部

9月セミナー開催

2024/09/25 埼玉建設新聞

 日本塗装工業会埼玉県支部(西浦建貴支部長)は埼玉県塗装業協同組合(遊馬久治理事長)と共催で20日、恒例の「9月セミナー」を、さいたま市内の武蔵浦和コミュニティセンターで開き、およそ40人が参加した。

 冒頭の主催者あいさつで西浦支部長は「安全は昔も今も最優先事項とした各社取り組んでいることと思うが、労働災害は依然としてなくならないことも事実。事故が起こる度に安全に対する社会的要請が強まっていると感じ、内容も複雑化・多様化している。そうした中、本日のテーマは、会社として取り組んでいかなければならない化学物質管理者や保護具着用管理責任者の専任と責務について、興研様からお話をいただくほか、埼玉県警様から悪質商法対策、関西ペイント様から耐火被覆材について、バラエティに富んだ3つのテーマで進めていく。明日からの事業運営や経営の一助としてほしい」と有意義なセミナーとなるよう呼び掛けた。

 セミナーは最初に、興研マーケティング本部の石井敬史本部長補佐が、化学物質管理者、保護具着用管理責任者の専任と責務について説明。労働安全衛生法の改正で今年4月から、リスクアセスメント対象物を製造や取り扱う等の事業場において化学物質管理者の専任が義務付けられたことから、対象物質の濃度測定結果に応じて作業環境に合った呼吸用保護具の選定や製品の特徴、ばく露対策を説明した。

 続いて、埼玉県警察本部生活経済課の土田桃奈さんが悪質商法対策について、関西ペイント開発営業本部の増田佳裕主任が、次世代耐火被覆材が創り出すクリーンな空間について、それぞれ講演した。

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