柏崎管工事業協同組合(加治正幸理事長)は、来年迎える創立40周年に合わせて、柏崎市に車いす4台を寄贈した。創立を記念した社会貢献活動の一環として寄贈されたもので、4日には堀井徹副理事長らが柏崎市役所を訪れ、桜井雅浩市長に車いすと目録を贈呈した。
堀井副理事長は、「市内においしい水を供給して40周年の節目に市のため形に残るものを寄贈した。市内には素晴らしい施設がたくさんあり、足元が弱ってきた高齢者の方などに自由にお使いいただくことで、出掛けるきっかけになれば」と語った。寄贈された車いすは総合福祉センターや図書館、博物館などに置かれ、来館者用として活用される。
車いすを受け取った桜井市長は、「折り畳みもできて軽そうだし、座り心地も良さそう」と語り、「本業でも、管工事組合として能登半島地震の復旧に尽力いただき感謝している」とした。中越沖地震の際に支援を受けた経緯から、同組では、延べ364人が派遣されており、派遣人数は新潟市に次いで多い。
【写真=目録を手渡す堀井副理事長(中央)】