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群馬県前橋市

前橋市が前橋テルサ解体へ向けて10月設計

2024/10/10 群馬建設新聞


前橋市は前橋テルサ(千代田町2-5-1)の解体に向けた設計業務を、月内に一般競争入札での公告を予定している。事業費は解体設計とアスベスト調査の業務委託料として2025年度までの債務負担行為を含めて5000万円を計上している。

同施設は、SRC造およびS造、地下1階地上12階建て、延べ床面積1万4537・32㎡規模。現在は閉館している状況で、これまでに売却や賃貸など民間活力の導入を検討。優先交渉権者がまとまらず、再稼働にあたってはエレベーターや衛生配管、受変電設備、施設改修など、多額の事業費が見込まれることから解体する方針となった。

解体設計は25年度中にまとめ、同年度中に解体工へ着手、26年度の完了を目指している。アスベスト調査については、解体設計とは別の業務として指名通知済みとなっている。

解体後の活用方法は当面の間、千代田町の中心拠点地区市街地再開発事業でなくなる中央イベント広場の代替施設として広場を整備する方針。また、現在、跡地については民間活力の導入による活用策の検討を進めている段階としている。今後、再開発事業の進捗に合わせて検討を具体化、活用に向けた準備を進めるとしている。

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