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茨城県水戸市

水戸市/設備3件11月公告/酒門小増築を推進/5教室分 建築は22日開札

2024/10/11 日本工業経済新聞(茨城版)

 水戸市は、児童数増加に伴い酒門小学校の校舎を5教室分増築する。11月ごろに電気設備工事、給排水工事、空調工事を、それぞれ一般競争入札を公告して発注する。工期は、いずれも12カ月。建築工事は10月22日の一般競争入札で施工者を選定。12月議会に増築部分の本体工事請負に係る議案を上程。議決を経て2024~25年度の2カ年で整備し、26年度には供用を開始できるよう進める方針だ。

 また、校舎増築に伴いプールを解体。跡地では、駐車可能台数を増やすため駐車場整備工事を栄建(水戸市)が25年5月に終わるよう進めている。

 現在、生徒数は約730人(24学級)で、普通教室が足らず特別教室棟の教室を改修し、臨時的に普通教室に使用できるよう作業を進めている状態。将来的に、26年度ごろには810人を超える想定(27学級程度)のため、普通教室確保のため整備していく。

 5教室分を増築する予定で、そのうち普通教室は3教室。その他の2教室は多目的として整備する計画だ。

 増築の建築工事は一般競争入札を公告している。2者JVで、主な参加条件は、代表者が建築A、900点以上で、特定建設業の許可(建築工事業)を有する市内本店業者。構成員は建築Aで、代表者の総合数値を上回らない市内本店業者。

 工事概要は、増築校舎棟(S造地上2階建て、建築面積488・51㎡、延べ床面積903・39㎡)、渡り廊下(S造地上1階建て、建築65・73㎡)、建築工事、昇降機設備工事、外構工事各一式。工期は360日間。予定価格は3億3360万円(税抜き)。

 10月16日まで参加申請を受け付ける。開札日は10月22日。議会の議決を得て着工となる。

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