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群馬県太田市

太田市は体育館空調設備整備事業に着手へ

2024/10/17 群馬建設新聞

太田市は2025年度から市内体育館の空調設備整備事業に新規事業として取り組んでいくことを明らかにした。25年度は薮塚本町社会体育館(大原町383-70)で設計業務に着手、26年度の工事に向けて準備を進めていく。直近4カ年における事業費は総額3億2671万1000円を算出した。

薮塚本町社会体育館は、薮塚本町中央運動公園に併設するかたちで整備。1990年度に竣工した。建物規模はS造平屋で床面積は2481・94㎡。アリーナ部分はバスケットボール2面かバレーボール2面またはバドミントン6面を確保、このほか事務室や会議室、倉庫なども整備されている。26年度に工事を想定し、第1次実施計画で26年度の事業費としては9412万7000円を算出している。

その後の計画では27年度に尾島体育館、28年度に市民体育館の空調設備を計画中。尾島体育館(亀岡町656-1)はS造平屋、床面積1565㎡の規模で、バスケットボール1面またはバレーボール2面などが使用可能。現段階で想定する事業費は8640万5000円。市民体育館(飯塚町1059)はRC造2階建て、延べ床面積1万6037㎡の規模。太田市運動公園内に整備されており、バレーボール4面、バスケットボール3面、バドミントン12面などが設置されている。事業費は1億4102万円を算出した。

同事業は空調設備未設置または老朽化などにより、効果が十分ではない体育館において空調設備を整備するもので、今後も工事の使用頻度や老朽化具合などを精査して、各体育館で実施していく方針。

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