県と一部市町村による入札参加資格申請の共同受付が、2025・26・27年度を資格有効期間とする次期定期申請から始まる。16日に申請者向けポータルサイトと申請システムURLが公開された。申請手引きや、個別審査項目の有無などを一覧にした早見表を掲載している。
共同受付を行うのは県と34市町村。市部は19市全てが参加する。対象となる資格は「建設工事」「森林整備」「建設コンサルタント等業務」「物品その他」で、申請方法はインターネット申請。各資格とも共通の審査事項については共同受付窓口で審査。自治体が個別に審査項目を設けている場合は、同項目に限り各自治体が審査する。
定期申請の受付期間は建設工事、森林整備、建設コンサルタント等業務が12月2日から25年1月31日まで。物品その他は11月1日から12月25日まで。今申請による資格有効期間は3年間だが、始期・終期は自治体により異なる。
申請システムの利用に必要となる「利用者番号」と「パスワード」は、すでに県または34市町村いずれかで資格を有する者へは郵送で通知済み。新たに資格を取得する者は、申請システムから発行手続きを行う。
ポータルサイトには資格区分ごとに「申請手引き」(暫定版)や、自治体ごとの資格有効期間や個別審査項目の有無などを一覧にした「早見表」(同)を掲載しており、今後、申請様式も搭載する。
ポータルサイトは県ホームページ「競争入札参加資格申請の県・市町村の共同受付について」からアクセスできる。