県高崎土木事務所は、高崎市岩崎地先で行う多胡橋A1橋台部の護岸工事について、10月下旬ごろの条件付き一般競争入札公告に向けて積算および設計図書の作成を進めている。工事期間は約9カ月を見込む。設計は技研コンサル(前橋市)が手掛けた。
A1橋台前面に延長53・5m、高さ5・8m~7・8m、面積446㎡で大型ブロック積み工を実施する。幅1m~2m、高さ0・5m~1mの組立式大型ブロックを使用し施工を行う。裏込材には再生骨材(RC100)を255・2立方m、胴込コンクリートについては生コンクリート18-8-40(高炉B種)W/C60%以下を473・5立方m使用する。
施工に伴う土工量は◇盛土(流用土)=520立方m◇掘削=490立方m◇埋め戻し=40立方m◇床掘=310立方m-となっている。
A1橋台工事は鈴木建設(高崎市)が施工を進めているところ。
工事は洪水時における浸食および橋台付近の法面掘削を防ぐため施工を行う。