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6人に修了証書授与/建設土木多目的コース/北陸建設アカデミー

2024/10/22 新潟建設新聞

 北陸建設アカデミー(小野貴史代表理事、胎内市黒川)は18日、本年度2回目の「建設土木多目的コース」の修了式を開いた。建設業界への就職を目指し職業訓練から就職までを一貫して支援するもので、厚生労働省の建設労働者育成支援事業として建設業振興基金が受託、同アカデミーが実施主体となって行った。今回は9月中旬に入校した県内外の6人に修了証書が授与された。

 小野代表理事は「建設業は本当に危険な作業を伴う仕事だが、社会性、公共のためになる重要な仕事。これから皆さんが思う道に自信を持って進んでいただければありがたい。地域の方々も活躍を心待ちにしている。ここが母校になるので、いつでも帰ってきて、何かあったら相談していただければ」と述べ、今後の活躍に期待を寄せた。同アカデミーの中山智之ディレクターは「建設業は地域の守り手であり、社会的な意義のある産業。この1カ月を通して学んだ経験、資格を生かして、ぜひともこの業界で活躍し、どこかでお会いできればうれしく思う」と話した。

 修了証書を受け取った訓練生は「資格を生かせるよう今後のことを考えていきたい」「貴重な体験をさせていただいた。これからも建設業で働かせていただきたい」「資格の取得だけでなく実際の現場を経験し、生の声を聞かせていただけた。今後の参考にしていきたい」など、訓練の感想や今後の抱負を語った。

【写真=関係者と訓練生が記念撮影】

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