県高崎土木事務所は、高崎市下里見町地内に整備する下里見2号跨道橋のA2橋台工事を近く条件付き一般競争入札(総合評価落札方式)で公告するため準備を進めている。工事期間はフレックス工期90日を含む約16カ月を見込む。
県道箕郷板鼻線を跨ぐ下里見2号跨道橋は橋長37・1m、全幅11・5mの単径間PC単純ポステンコンポ桁橋となる。上部工は送り出し工法で架設する。橋台2基は逆T式で、基礎工としてA1、A2ともにφ1200㎜、長さ10mの場所打ち杭をオールケーシング工法で打設を行う。
A1が高さ11・7m、410・5立方mのコンクリートと鉄筋34・2tを使用して築造する。場所打ち杭は12本施工。工事は2025年度以降実施する。
A2は高さ13・7m、817・3立方mのコンクリートと74・2tの鉄筋を使用して築造する。場所打ち杭は16本打設。A2の築造に当たっては765・5㎡の一般型枠を施工するほか◇掘削=4805・9立方m◇床掘=1541・9立方m◇埋戻し=2127・8立方m◇残土処理=3983・6立方m-行う。仮設工では5段のアンカー式土留工を延長36m施工する。アンカーは38本打設。
高崎安中工区は県道下里見安中線のバイパス整備で、高崎市下里見町地内の国道406号草津街道から安中市下秋間地内までを結ぶ3830m区間。幅員10・5mの2車線道路として整備する。