北陸地方整備局と日本道路建設業協会（道建協）北陸支部は18日、新潟市西区の北陸技術事務所でｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ技術講習会を開いた。ＩＣＴ舗装工における測量、出来形管理の習得に15人が参加。北陸地整でのｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの取り組みや舗装のＩＣＴ施工技術を学んだほか、日本測量機器工業会の協力により、地上型レーザースキャナ（ＴＬＳ）を使った３次元設計データ作成、点群データ処理の実習などが行われた。

　北陸地整道路部の徳橋良幸道路情報管理官は「建設業の就業者、技能者は減少傾向にあり高齢化は全産業に比べて高く、技術の伝承が課題。省人化対策としてデジタル技術、データ活用によるｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの展開を図っており、講習で得た知識と技術を職場で発揮してほしい」とした。

【写真＝座学でＩＣＴ舗装を学ぶ、ＴＬＳ操作を実習】