県安曇野建設事務所は地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路の安曇野市新設区間「安曇野道路」に整備する「穂高南インターチェンジ」（以下、IC）と「穂高北IC」（ともに仮称）の詳細設計業務を一括で11月中旬にも公告する。22日の県建設工事請負人等選定委員会で入札参加資格を決めた。参加基本要件は建設コンサルタント（道路）、県内本店、所属技術者３人以上。同種実績は不問。当該入札参加者への再委託は禁止する。入札方式は総合評価落札方式（技術者実績等簡易型）。発注規模は税込み予定価格3000万円以上。

　安曇野道路は全長約４㎞で、区間内にはICを４カ所整備する。このうち長野自動車道との接続部分の「安曇野北IC」の設計業務は千代田コンサルタント長野営業所（松本市、履行期限2026年２月16日）、「明科IC」の設計業務は大成測量設計（安曇野市、履行期限25年８月18日）が担当している。

　今回発注する業務の内容は道路詳細設計Ｌ0.39㎞×Ｗ6.5（9.5）ｍ、ダイヤモンド型IC詳細設計Ｎ２カ所、平面交差点詳細設計Ｎ１カ所、付替市道詳細設計Ｌ0.19㎞×Ｗ5.5（6.5）ｍ、Ｌ0.45㎞×Ｗ6.5（10.5）ｍ、Ｌ0.38㎞×Ｗ４（５）ｍ。履行期間は約380日（債務負担行為設定済）。

　技術者要件で管理技術者に技術士建設部門（道路）、認定技術管理者（同）、RCCM（同）、照査技術者（管理技術者と兼務不可）に技術士建設部門（科目指定なし）、認定技術管理者（道路）、RCCM（同）、該当業務実績経験（20年以上）の配置を求める。総合評価の評価項目は11月８日の県総合評価技術委員会で決める予定。

　業務名は「令和６年度国補道路改築（地域連携）事業に伴う設計業務」（(主)大町明科線 安曇野市安曇野道路(23)）。