【玉村】アイチコーポレーション(埼玉県上尾市、山岸俊哉代表取締役社長)は、玉村町上新田の高崎玉村スマートIC北地区工業団地へ新たな工場を建設する。施設はS造平屋一部2階建て、延べ床面積1万2928・39㎡。設計・施工は大和ハウス工業(大阪府大阪市)が担当する。着工については、10月末から11月中旬を見込んでいる。
同社は、高所作業事業など工事用機械化車両の製造・販売を手掛けている。新施設は事業規模の拡大に伴い計画した。既存の新治工場と伊勢崎工場の機能を再編することで、生産性の向上を目指す。
同工業団地では、A区画からG区画までの7区画を分譲。今回はC区画の敷地3万3132・94㎡が対象で、新高崎工場として、高所作業車等の特殊車両の組み立て工場を建設する。工場には太陽光発電設備も設置するとしている。
操業開始は2026年1月を予定。投資額については、26年度までに建屋等へ対して73億円を見込んでいる。
なお、同工業団地のG区画、土地面積1万4563・65㎡については、中央自動車倉庫(高崎市、新井越雄代表取締役社長)が製造業向けリース用物流施設を建設する予定としており、残る5区画は現在、契約に向け調整を進めている段階となっている。