県流域下水道事務所は、釜無川浄化センターにおける中央監視設備更新電気工事(一部債務)を今後進める。工事は総合評価方式の一般競争入札を執行して発注となる。入札公告の時期は11月中を予定している。
富士川町長澤地内に位置する同センターの中央監視装置を対象に、専用機器の更新工事を進めるもの。
敷地内の中央管理室に備わっている既存設備は、同センターの内部に配する機器を常時監視するための役割や制御を担うなど、運営において重要な役割を果たしている。
現状では特に、監視系に係る機器において、経年に伴う劣化が進んでいるという。そのため今回の工事では、機器の年式も古くなっていることから新たに更新して対応する。
工事に伴う設計業務についてはニュージェック(東京都)が担当して策定した。成果品はすでに納品済みとなっている。現在は工事発注に向けて、積算中の段階に入っている。
工期には約29カ月間を見込んでいる。完了は2027年3月までを予定している。
長期に設定された工事期間について担当課によると、機器の制作などに多くの時間を要するとみている。