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茨城県道路公社

12月にも工事公告/白銀高架橋の耐震補強/4基でコンクリ巻立

2024/10/24 日本工業経済新聞(茨城版)

 県道路公社は12月にも、常磐自動車道日立中央インターチェンジへのアクセス道路、日立有料道路内の白銀高架橋における耐震補強工事を公告する。来年1~2月にも入札を執行し、契約となる見通し。工事予算額は1億円以上。

 橋脚4基をコンクリート巻き立てにより補強するほか、落橋防止システムを1基設置する。工期は12カ月を見込んでいる。設計は協和コンサルタンツ(渋谷区)が策定した。

 白銀高架橋は1993年架設で、橋長274・5m、幅員8・5m。橋脚8基と橋台2基。県道日立山方線の日立中央IC入口交差点から高鈴トンネルに至る。

 橋台が逆T式で、橋脚はP1とP2が壁式、P3~8が張出式。上部工はA1とP1~3がPC3径間連続変断面箱桁で、P4~8とA2がPC3径間連続中空床版。

 なお、この耐震補強は2~3工区に分割して発注となるもよう。2026年度までに終える計画。

P3橋脚

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