安中市土地開発公社は、西上磯部(山ノ根)地内で実施する西上磯部工業団地造成工事を2025年度に計画している。造成地内には安中市内の企業が進出する予定。測量設計業務は29日に開札し、受託企業は25年3月21日までの履行期限で業務を進める。
西上磯部工業団地は、JR信越本線磯部駅南口から南西方向へ約500m向かった箇所で整備を行う。区域面積は11・5ha。11・5haの中には信越化学工業群馬営業所磯部工場(磯部2丁目11-13)が立地している5haも含まれている。新規造成区域は、主要地方道下仁田安中倉渕線、人見堰、柳瀬川、信越化学工業群馬営業所磯部工場に囲まれた6・5haが対象となる。
同公社は区域内を造成し、緑地帯や調整池のほか、下仁田安中倉渕線と接続し、信越化学工業群馬営業所磯部工場の西側を南北に通る、市道磯36号線の付け替え道路整備などを計画する。付け替え道路は、下仁田安中倉渕線と接続し、区域西側を南北に通る路線として整備を予定している。
測量設計業務では路線測量、用地測量、付け替えを行う道路や排水路の設計、造成地測量設計、土質調査などを行う。