埼玉県電気工事工業組合(沼尻芳治理事長)は1日、横瀬町芦ヶ久保地内の埼玉県農林公社営林地で森林ボランティアを行った。青年部会(小島昇会長)の会員を中心に51人が参加。ヒノキの枝打ち作業を行い、森林の育成に貢献した。来賓として同町の富田能成町長らを招いた。
入山式で沼尻理事長は「この活動を通じた貴重な体験は、緑の大切さ、木を増やし育てることの重要性をあらためて認識する良い機会となっているのではないでしょうか。こうした取り組みをより一層推進し、新たな森づくり活動へ積極的に参加し、森林の役割の重要性を若い世代に啓発していくことで、地域社会に貢献していきたい」とあいさつした。
続いて小島会長は「この枝打ち作業は、楽しくて、つい夢中になってしまうが、安全第一で無理をしないように」と呼び掛けた。
参加者は4班に分かれ、営林地でのこぎりを使って枝打ち作業を行った。終了後は、これまでの活動を記した「森林ボランティア活動のあゆみ」の冊子を参加者全員に配布。活動の継続を誓った。