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群馬県沼田市

都市計画道路3・3・1環状線栄町工区の道路改良工業を25年度

2024/11/08 群馬建設新聞


沼田市が進めている都市計画道路3・3・1環状線の整備について、栄町工区の道路改良工事を早ければ2025年度の冬に発注する。設計は高崎測量(高崎市)がまとめた。

工事は、栄町工区の残りの施工分となる延長100mで、栄町地内の沼田脳神経外科循環器科病院の北側、市道国立病院下原線で行う。現道の幅員は5mとなっている。25年度は用地買収と保障の手続きを先行して行い、3工区に分けて3カ年程度で施工を行う。

整備対象となる区間は、全幅22mの2車線道路として整備する。車道部の幅員は15m、両側に設置する歩道は3・5mとなる。舗装構成は基層工は粗粒度アスコン20改質2型で厚さ5㎝、表層工が密粒度アスコン改質2型で厚さ5㎝となる。このほか、函渠型側溝工、歩車道境界ブロック工を行う。

また、栄町工区の複数箇所の合計延長約100mの転落防護柵工も25年度に発注する。

栄町工区は、県道戸鹿野下野町線の県立利根実業高校(栄町165-2)付近から沼田脳神経外科循環器科病院の北側約100m付近までを結ぶ延長1337mの区間となっている。

栄町工区の完了後は、東原新町工区(仮称)の整備を行う。同工区は、栄町工区の延伸から市道国立病院市坂線と交わる上原交差点を終点とする全長約800mで、幅員22mで整備を行う計画となっている。

環状線は、1998年度に事業着手した都市計画道路で、市街地へのアクセス向上を図る目的として、市街地を囲む線形で整備を進めている。全体延長は7680m、幅員は14~22mを基本としている。栄町工区と東原新町工区の整備で市の事業としては完了となる。

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