【玉村】群馬県を拠点とする生活クラブ生活協同組合(玉村町、大熊祐子代表理事)は、玉村町上新田地内にある高崎玉村スマートIC北地区工業団地へ本部移転を計画している。現在は空間設計室(館林市)が設計を進めているところ。2025年度当初を目途にまとめ、25年7月の着工を見込んでいる。
同組合は、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会の群馬県における拠点。現在は、玉村町上福島20-3に県内における本部を置いている。
新施設は同工業団地のD区画、3060・98㎡が建設地となっており、8日に分譲契約を締結している。施設は2階建てを想定しており、構造や延べ床面積などはこれから設計の中で詰めていくとしている。現段階では、1階部分を本部事務所と配送施設、食品製造室などを設置。2階部分は会議室などを設けるほか、太陽光発電設備の設置も検討している。
施設は組合員同士の交流の場としての活用や玉村町内での販売体制構築などを想定している。施工業者についてはこれから決めることとなる。着工は25年7月を予定しており、27年1月の操業開始を目指している。
なお、同工業団地ではA区画からG区画までの7区画を分譲。これまでにC区画をアイチコーポレーション(埼玉県上尾市、山岸俊哉代表取締役社長)、G区画は中央自動車倉庫(高崎市、新井越雄代表取締役社長)が取得している。残る4区画については調整を進めているところ。