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【スモールコンセッション】フォーラムでキックオフ/プラットフォーム設置へ

2024/11/14 本社配信

 国土交通省は12日、スモールコンセッション未来創造フォーラムを都内の三田共用会議所で開催した。12月にも設置されるスモールコンセッションプラットフォーム(仮称)に向けたキックオフとして、基調講演、事例の紹介などが行われた。

 スモールコンセッションはこれまで大規模事業での導入が多いPPP/PFIについて、おおむね10億円未満の規模感で、自治体が保有する遊休公的資産を活用するイメージ。まちの負債を資財に変え、公的支出を削減するとともに、地域課題の解決やエリア価値を向上することが期待されている。

 プラットフォームは、全国的な拡大を目指し、官民の多様な主体が参加・連携して課題や先進事例・ノウハウの共有、マッチング促進を行う場として機能させる。

 活動内容は機運醸成や情報共有、調査研究、案件形成に向けた活動の3本柱。メンバー構成は地方公共団体、学識経験者、民間団体、金融機関等を予定している。活動内容を検討・決定する運営委員会は国交省と内閣府が務め、構成メンバーから10人程度で組織する。

パネルディスカッションで事例の発表

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