県建設業協会青年部会・笛吹分会(芦澤祐樹分会長)は12日、石和南小で体験実習「じどう車くらべ」を開いた。笛吹地区では本年度2校目の開催。1年生35人に重機の役割を学んでもらい、乗車を体験した。進藤美佳校長は「最近は教育の上で体験や経験をさせることが少なくなっている。実際にこうした機械に触れるのは生きた学び。ネットや動画とは違い、触れることが子どもたちの成長の中で一つの宝になる」と感謝した。
今回はショベルカーやロードローラー、高所作業車、パトロールカー、ドローンに加え、除雪車も登場した。子どもたちは重機を見上げ「すごーい」と歓声を上げた。こわごわと重機に乗り込むと、協会員と一緒に操作を楽しんだ。
芦澤分会長は「1年生は元気いっぱいで、すごく喜んでくれる。将来建設業になりたいという声も聞いた。授業を通して、そういう気持ちになってくれたのは、うれしい」と話した。